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以前こちらの記事→(「iPhoneと連携する体組成計7機種を比較! 最終的に選んだのはコレでした」)を書いてから、新機種が発売されたり、いろいろ悩んで買ったオムロンの体組成計と血圧計の機能が大幅に制限されることが発表されたり、といろんな変化がありました。
そこで、「iPhoneと連携する体組成計の比較」を最新の情報にあわせて、まとめ直してみました。
今、どの機種を買えばいいのか、迷っている方の参考になれば幸いです。
体組成計の主なメーカーは2つ
主となるメーカーは、やはり、タニタ(TANITA)とオムロン(OMRON)の2つ。
他に、海外のメーカーである、A&DやWithingsなどがあります。
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タニタとオムロンの体組成計を比較してみる【2018年版】
タニタのRD-902と903は、生産が終了していて、現在は在庫のみとなっています。
後に出た906、907の方が安いぐらいなので、902、903を購入するのはおすすめしません。
オムロンの方も、旧製品を在庫限りで販売終了するとあって、2018年10月現在の選択肢は、HBF-227TかHBF-230T、HBF-255Tのみになります。
(HBF-227T、HBF-256Tは、販売経路が違うだけで、それぞれ、228T、255Tと同じものです)
メーカー | TANITA | TANITA | TANITA | TANITA | TANITA | OMRON | OMRON | OMRON |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
型番 | RD-800 | RD-907 | RD-906 | RD-903 | RD-902 | HBF-255T | HBF-230T | HBF-227T |
価格(Amazon) | ¥33,269 | ¥18,500 | ¥14,300 | ¥25,246 | ¥18,500 | ¥11,462 | ¥9,580 | ¥9,960 |
色 | ブラック | グレイッシュゴールド・ホワイト | ブラック・レッド・ホワイト | ブラック・レッド・ホワイト | ブラック・レッド・ホワイト | ブラック・レッド・ホワイト | シャイニーホワイト | ブラック・ホワイト |
筋質点数 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
左右部位別測定 | ○ | × | × | × | × | × | × | × |
iPhone連携 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
android連携 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ヘルスケア連携 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
販売時期 | 2016年11月 | 2016年10月 | 2016年10月 | 2015年7月 | 2015年7月 | 2017年1月 | 2018年1月 | 2017年11月 |
本体での表示 | 体重 BMI 体脂肪率 筋肉量 筋質点数 推定骨量 内臓脂肪レベル 基礎代謝量 体内年齢 体水分率 MBA判定 脈拍数 部位脂肪率 部位筋肉量 部位筋質点数 | 体重 BMI 体脂肪率 筋肉量 筋質点数 推定骨量 内臓脂肪レベル 基礎代謝量 体内年齢 体水分率 | 体重 BMI 体脂肪率 筋肉量 筋質点数 推定骨量 内臓脂肪レベル ※ 基礎代謝量・体内年齢・体水分率は専用アプリにて確認可能 | 体重 BMI 体脂肪率 筋肉量 筋質点数 推定骨量 内臓脂肪レベル 基礎代謝量 体内年齢 体水分率 | 体重 BMI 体脂肪率 筋肉量 筋質点数 推定骨量 内臓脂肪レベル ※ 基礎代謝量・体内年齢・体水分率は専用アプリにて確認可能 | 体重 BMI 体脂肪率 体脂肪判定 骨格筋率 骨格筋率判定 基礎代謝 内臓脂肪レベル 内臓脂肪レベル判定 体年齢 | 体重 BMI 体脂肪率 体脂肪判定 骨格筋率 骨格筋率判定 基礎代謝 内臓脂肪レベル 内臓脂肪レベル判定 体年齢 | 体重 BMI 体脂肪率 体脂肪判定 骨格筋率 骨格筋率判定 基礎代謝 内臓脂肪レベル 内臓脂肪レベル判定 体年齢 |
最小表示 | 50g | 50g | 50g | 50g | 100g | 50g | 100g | 100g |
※ 横にスクロールすると、すべての表を見ることができます。
※ 価格・情報は2018年10月1日現在のものです。
色はブラックを基準にしています。
(色で価格が多少変わりますので、購入時にはご注意を)
「HBF-227T」は2017年秋に発売された新機種。
測定後60分以内なら、アプリを立ち上げなくてもデータを取り込んでくれるようになり、スマホとの連携がさらにスムーズになりました!
また、2018年1月末、さらに「HBF-230T」という、同じくスマホ連携の機種がAmazonで販売されています。
2018年10月現在、1万円を切る価格です。
(スペックの詳細・最新の価格などは、後日表に追加しておきます→追加しました)
値段もそれほど差がないか、むしろ新機種の方が安いかなので、今オムロンの体組成計を買うなら、新機種がおすすめです!
このHBF-230T。
メーカーのHPに情報がなく、画像を見る限りでは、「HBF-228T」に非常によく似ています。
どんな違いがあるのか???
後日メーカーに確認してみますね。
【追記:確認しました!】
オムロンに問いあわせてみたところ、「HBF-230T」「HBF-227T」「HBF-228T」は、「すべて同じ仕様の製品」とのこと。
「販売経路が違うだけで同じもの」なんだそうです。
オムロン製品はこういった、型番が違うけど同じ製品ということがよくあるので、購入時には少し注意が必要です。
基本のスペック
基本のスペックは、オムロンもタニタもほぼ同じ。
(RD-800は別格です)
- 体重・体脂肪・内臓脂肪・BMI・基礎代謝量・体内年齢などがわかればいい
- その他の項目はスマホでデータを確認できればOK
という方は、あまりメーカーで悩む必要はないでしょう。
ただ、タニタがオムロンより、一歩先へ行っているのは、「筋質点数」と「体水分率」を測定できること。
特に筋質点数は、世界初の技術だそうです。
筋質をチェックすると、なぜいいの?
筋力(力が出せるか)は主に「筋肉量」や「筋質」が関係しています。
このため筋肉量だけでなく、質も高めることで筋力を高めることが期待できます。
また、筋質は「筋肉量」よりも敏感に変化する傾向があるので、筋肉量がなかなか増えない女性や高齢者などでも、運動の効果がわかりやすく、運動継続のモチベーションに役立ちます。引用:TANITA HPより
つまり、筋質点数をチェックすることで、「効果的にトレーニングできているか」が、ハッキリわかるわけです。
また、「筋質は筋肉量よりも敏感に変化する」ことから、なかなか増えない筋肉量&減らない体脂肪にガッカリして、ダイエットのモチベーションが下がってしまう、といったことも少なくなります。
体水分率に関しても、男性よりむくみやすい女性にとって、脂肪が増えたのか水分が増えたのがわかりやすいのは、ありがたいですね。
自動認識測定機能
タニタもオムロンも、乗るだけで個人を認識し自動で測定する「自動認識機能」を備えています。
タニタは「乗るピタ」(RD-800はVピタ)という愛称をつけています。
オムロンはいまのところ、特に名前がついていないようです。
(2017年4月27日:オムロンをVピタとしていた部分を修正しました)
タニタによると、スイッチを入れて→乗って→降りてという動作をするのにかかる時間は23秒。
それが自動認識だと格段に短縮されます。
私もオムロンの体組成計ではじめて体験しましたが、これがすごく便利!
いちいち乗るたびにスイッチを押す必要がありません。
押したかと思ってずっと待っていたら、実は押せていなかった……なんていうこととも、おさらばです。
この自動認識にかかる時間は、
- オムロン……4秒程度
- タニタ……8秒程度
となっています。
わずか4秒の差ですが、寒い冬の朝にはこの差が長めに感じられるかもしれません。
A&D・Withingsとの比較
Withingsの「スマート体重計 Body Cardio」は、体重、体脂肪、体水分量、骨量、筋肉量のほかに、心拍数、脈波伝播速度も測定できます。
iPhone・Androidとも連携していて、最大8人までのユーザーが登録できるという優れものです。
お値段も、タニタやオムロンの体組成計とほぼ同レベルです。
ただ、Amazonのカスタマーレビューを見ていると、
- 体重が確定するまでが遅い
- 心拍数が測定されるまでがさらに遅い
- 心拍数確定まで待ちに待って、測定を失敗することが結構な頻度である
- 心拍数は仕事帰りに測るとほぼ失敗する。風呂上がり推奨
- 本体サイズが大きい
という声が上がっています。
「測定に20~30秒かかる」と言うカスタマーもいて、その点もマイナスです。
一方のA&Dは、体重、体脂肪率、基礎代謝、筋肉量、水分量、BMIが測定できます。
こちらも、iPhone・Androidと連携していて、最大5人までのユーザーが登録できます。
個人データを登録しておくことで、乗るだけで自動認識・測定されます。
ただ、この機種は「つながりにくい」「数値が安定しない」「アプリがサポートを終了した」など、カスタマーからあまりいい評価を受けていません。
販売が2013年と古いこともあり(その後、日本で新機種は発売されていない)、あえてこの機種を選ぶ必要はないと思います。
どれを選べばいいの? 選択肢から考えてみる
個人的におすすめするのは、サポートを受けやすい国内メーカーです。
心拍数、脈波伝播速度が測れるWithingsも魅力的ではありますが、測定に時間がかかったり、失敗したりするのは、ちょっと困ります。
ということで、タニタかオムロンかになりますが、ここで必要な機能から選択していきます。
↓
この機能が必要なら、断然タニタ!
↓
タニタかWithingsになりますが、その二択ならタニタがおすすめ!
↓
したいのであれば、簡単なのはオムロン!
例えば、体重などのデータをダウンロードして、自分でグラフに加工したりといった利用方法をしたいのであれば、オムロンに軍配が上がります。
(タニタはできなくはありませんが、少し手間がかかる上に、パソコン初心者にはちょっとハードルが高いです)
↓
もし、血圧計もスマホ対応のものにして、データを連動させたいのであれば、話が変わってきます。
この場合は、オムロンがおすすめです!
というのも、スマホと連携した血圧計に関してはオムロンが抜きんでており、2017年2月に本体とカフ(腕帯)が一体化した上腕式血圧計「HEM-7600T」を発表するなど、この分野に力を入れています。
同じような形のものが、Withingsからも発売されています。
でっぱりがない分、さらにスマートですね。
タニタはWebで確認した限りでは、スマホと連携した血圧計がない模様。
(後日、メーカーに問い合わせてみますね^ ^)
活動量計については、各社対応しています!
結局おすすめの機種はどれ?【まとめ】
個人的におすすめの機種は、タニタのRD-907です。
「筋質・体水分量率が測定できる」「測定の精度に信頼がもてる」「サポート窓口の対応が丁寧」なのがポイントです。
- オムロンに比べて、本体に記録される件数が少ないので、測定時にスマホを携帯しておくか、こまめにスマホとデータを連携する必要がある
- 自動認識測定にかかる時間がオムロンより遅い
というマイナス面はありますが、筋質点数を測定できるのがそのマイナスを補っています。
本体で基礎代謝量・体内年齢・体水分率が表示されなくていいのであれば、RD-906の方が、よりお得です。
ただ、もし血圧計と連動させたいのであれば、オムロンのHBF-227T(もしくは、Amazon専売のHBF-230T)をおすすめします。
すごく安い体組成計見つけました!【2018年10月1日追記】
1byone体重・体組成計・体脂肪計
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- 専用アプリを利用して、赤ちゃんやペットの体重計算ができる
- Bluetooth経由で専用アプリに自動転送
- iOSのヘルスケアと連携できる
- アプリを開いて乗るだけで、電源が自動的にオンになり、測定データが転送される
と、多機能です!
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体組成計のお試し機種としていかがでしょうか?
RENPHO 体重・体組成計
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と、さらにプラスαの機能がついています。
オムロンなどの体組成計に比べ、(1ByeOneと同じく)アプリを立ち上げたまま体組成計に乗るというひと手間はかかりますが、その分お買い得です。
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個人的には、
- 電池がいらない
- ユーザー登録人数に制限がない
- バックライトがついている
ことから、1ByeOne以上に、こちらの方がおすすめです^^