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他の猫や人間への攻撃への対策・対処法
うちの猫には噛み癖と引っかき癖があります。
感情が高ぶると出ます。
撫でていてゴロゴロ言ってるな~、と思っていると、いきなりガブリ!
コタツの中に人間が足を入れるとガブリ!
猫タワーの上にいるのを撫でようとすると、ひっかかれてザックリ!
と、一時期、飼い主に生傷が絶えない日々が続きました。
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【原因1】猫じゃらしの代わりに手で遊んだ
私が思うに、それらの原因の一つは、旦那が「手を遊び道具にした」ことではないかと思います。
子猫の時に手を猫じゃらしの代わりにして遊ぶことがよくありました。
同じように育てた別の猫にも、噛み癖があります^ ^;
これで、手は噛んだり引っかいたりしてもいいものだ、と認識させたのではないかと。
【原因2】兄弟猫同士でじゃれあう機会が少なかった
そして、もう一つは、「早くに兄弟猫から引き離された」のが悪かったのではないかと思います。
人間もそうですが、幼い頃に兄弟や同じ年頃の相手とじゃれあって、
これ以上はダメというラインを覚えていきます。
それがなかったせいで、攻撃が度を越しているのではないかと^ ^;
両猫とも、年を重ねて落ち着いてきましたが、
それでもまだいきなり攻撃する習性は残っています。
対処法としては、
・手で遊ばない(手は攻撃してもいいものだと思わせない)
・ストレスから攻撃することもあるので、ストレスの原因を取り除く
・病気(人間で言う認知症や癲癇)でも攻撃性が増す場合があるので、
あまりにも攻撃的な場合は、病院へ相談する
などでしょうか。
ウールサッキングへの対処法
ウールサッキングとは、毛皮に似た布を食べてしまう問題行動のこと。
ウールとありますが、毛織物に限らず、フワフワしたやわらかい布だと、化繊でもやられちゃいます!
お気に入りのカットソーに丸い穴がいくつも空いた時は、本当に泣きそうになりました。
ウールサッキングの原因
ウールサッキングは、
「子猫の頃に、母猫の母乳を十分に飲めなかったことの代償行為」
なのだそうです。
人間の赤ちゃんでも指しゃぶりをする子供がいますよね。
あれと同じで、ウールサッキングをすることによって、気持ちを落ちつけているのです。
ですが、猫のウールサッキングで困るのは、布を吸うだけではなく、齧って飲み込んでしまうこと!
幸いうちの猫はこれまでスムーズに便から出ていて、吐いたこともありません。
ですが、胃腸に詰まるという大事故がいつ起こらないとも限りません。
そうなると、内視鏡や開腹手術で取り出さなければいけませんし、最悪の場合は(考えたくないですが)死に至る可能性もあります。
ウールサッキングの対策・対処法
対策・対処法のポイントは当たり前のようですが、
「ウールサッキングのもととなる布地を、猫のいる場所に置かないこと!」
です。
我が家の場合、服や布を下に置かないようにして、猫がよく寝る場所には、二重仕立てになったマイヤー毛布を敷いています。
これもギリギリ音を立てて噛んでいますが、丈夫なので穴が空きません^ ^
いいですよ! マイヤー毛布。
(猫も人間もあったかいし)
ただ、傷んで薄くなっているところがないかは、こまめにチェックしています。
あとは、やはり
・ストレスになることを取り除くこと
・いっぱい可愛がること
でしょうか。
まとめ
前回も書きましたが、猫の問題行動へのキーワードは、「受容とちょっとの工夫と猫への愛」だと思います。
猫の命は人間よりずっと短いものです。
私たちが一緒にいられるのは、ほんの限られた間でしかありません。
その間、彼らが幸せに暮らせるかどうかは、私たちにゆだねられています。
確かに、問題行動は大変ですが、お互いがんばりましょう^ ^