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あらかじめお断りしておきますが、魔法のような解決方法はありません。すみません。
あくまでも我が家の場合はこうしているという例に過ぎませんが、何らかのヒントになれば、あるいは同じように大変な思いをしているな~と同情してもらえれば幸いです(←おい)。
猫の問題行動
我が家には二匹の猫がいます。
11歳と8歳のメス猫です。
それぞれ子猫の時に保護しました。
問題行動があるのは、最初に我が家に迎え入れた方。(以後、猫1)
猫の問題行動には、
・マーキング
・トイレ以外での排泄行為
・ウールサッキング
・爪とぎ
・他の猫や人間への攻撃行動
などがあります。
このうち、我が家で猫1がやって困っているのは「爪とぎ以外の全部!」です。
行動自体は本当に困るものですが、目が合っただけでゴロゴロ言う可愛いやつなので、どうしても憎めません。
我が家では長年試行錯誤したあげく、次のような方法でお互い折り合いをつけました。
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マーキング・トイレ以外での排泄行為への対処法
まず、マーキング・トイレ以外での排泄行為の一番の原因はストレスだと言われています。
うちの猫の場合は、2匹目の猫を迎え入れた時からマーキング行為が始まりました(わかりやすい^ ^;)。
動物病院で相談してみましたが、
「トイレの数は? 少なかったり汚かったりすると、そういった問題行動が始まることがあるんですが」
→猫の数+1を用意して、掃除もしていました。
「メスですよね。避妊は……してますね。う~ん、猫のマーキング対策に、よく粗相をする場所にかける忌避スプレーがあるので、それを使うのはどうでしょうか」
→我が家の考え方として、猫に少しでも影響がありそうなものは極力排除したかったこと、そこにしなくなってもまた別の場所に移動するだけ、という話を聞いていたので、それは使わないことにしていました。
「だとすると……う~ん、すみません。魔法のような解決策はないんです」
ということで、我が家では、猫がマーキングをする場所(壁)に、ペット用シーツを貼って、1日1回交換しています。
幸い3箇所以上範囲を広げず、決まった場所にしてくれるので、今のところうまくいっています。
デメリットは(ペットシーツがある程度吸収してくれますが)臭いがもれることと、激しく見栄えが悪いこと。
(お客様が来る時には外していますが、その間にマーキングをしないかとヒヤヒヤしています^ ^;
ちなみに、うちの猫の場合は、2匹目が来たことによるストレスが原因でしたが、事情があって(★)その猫を身内に引き取ってもらった後もマーキングは治まりませんでした。
よく、オス猫で去勢をする前にマーキングを覚えると、去勢後もそれが癖になるという話は聞いていたのですが、メスでもそれは同じだったようです。
★……他の猫に感染する病気でした。一頭飼いで可愛がってもらって今も元気にしています。
ストレスの原因を取り除いても治らなければしかたありません。
猫界で有名な、くるねこ大和さんもマーキング(くるねこさんはバカ尿と呼んでおられます)対策は、「諦観(あきらめ、悟って超然とすること)」だとおっしゃっています。
猫は思い通りにコントロールできないので、人間が工夫するしかないかと。
対処法としては、
・まずストレスの原因となるものを取り除いてみる
(これで治まる場合もあるそうです)
・遊ぶのが好きな猫の場合は、ストレスをためないようよく遊んでやる
・トイレの数を増やしてみる。こまめに掃除をする
・それでだめなら、妥協点を探す(←我が家でいうペットシーツ)
を行ってみてはと思います。
あと、日本ではあまりみかけませんが、爪とぎ対策として猫の爪を抜いてしまっている場合もトイレでするのを嫌がるとのこと。
理由は、爪のない部分に砂が入ってとても痛いから。
この場合は、トイレの砂を細かいものに変えるといいそうです。
いずれにしても、猫の問題行動へのキーワードは、「受容とちょっとの工夫と猫への愛」でしょうか^ ^;
(他の猫や人間への攻撃、ウールサッキングへの対処法は、次回また記事にします^ ^)