広告
先日、NYで全米初の猫カフェが4日間限定でオープンしたというニュースがありました。
日本では一般的になった猫カフェですが、NYをはじめとする北米ではこれまでに該当するようなお店はなかったそうで、初めての試みに「ネコ好きが殺到した」模様。
初日の利用客は約500人。行列は建物を1周して隣のブロックまで延び、入店は2~3時間待ちだったそうです。
ネコが好きなのに住宅事情や留守が多いなどの理由で飼えない方に、猫カフェはひとときの安らぎをもたらしてくれます。
が、おもてなし上手の「営業部長ネコ」や、ひざの上が大好きな「ひざ乗りネコ」がお目当ての猫カフェにいるならいいのですが、必ずしもそうはいかないのが、ネコの一筋縄ではいかないところ。
「猫カフェでネコに寄ってきてもらう」=「ネコに好かれる」ためにはどうすればいいのか?を解説します。
1.ネコが嫌う匂いをつけない
ネコは強い匂いが苦手。
ですので、香水や化粧品など香りがきついものを身につけるのはNGです。
(最近流行の柔軟剤も同様です)
ネコに接する時は、できるだけ自然なままがおすすめです。
2.猫の目をじっと見つめ過ぎない
相手の目を見て話すのが人間のマナーですが、動物の世界では違います。目と目を合わせてそらさないのは、いわば「けんかを売っている」証。
よく、「襲ってくるから、サルや類人猿とは目を合わせてはいけない」と言いますよね。それと同じことです。
ネコの場合は、襲われるまではいかなくても、嫌われる原因にはなります。
ネコとコミュニケーションをとる時は、
目を見る
↓
5秒ぐらいしたら目を細める
(まばたきをする、目がなくなるぐらい笑う、でも可)
これで、そのネコもゆっくりとまばたきをしてくれたら最高です。
飼いネコとの間でよくやりますが、これは「敵意がない」「あなたが大好き」ということを表すコミュニケーション方法だそうです。
初対面のネコだと、まばたきを返してもらうほどの友好関係を築くまではいかないかもしれませんが、これを知っているとネコに好かれやすくなります。
3.大きな声・音を出さない
ネコは「猫なで声」という言葉通り、やさしく話しかけてくれる人を好みます。
反対に、大きな声や音を出す人には警戒心を覚えるものです。
ネコに話すときには、小さな声でやさしく話しかけてください。
ドアの開け閉め、足音などにも注意が必要です^ ^
4.ネコを追わない
可愛いから、そばに来てほしいからと追いかけるのはNG。
無理矢理つかまえるのはもってのほかです。
ネコ嫌いの人のところになぜかネコが寄ってくる、という話がありますが、これはその人がネコにかまわないから。
「寄ってくるのをひたすら待つ」ぐらいの姿勢でいてください。
5.ネコの触り方に気をつける
ネコは毛並みに沿って、あまり力を入れずに撫でてください。
毛並みと反対の逆毛に撫でると、「逆鱗に触れ」ることがあります。
(ソース:飼いネコ1号)
しっぽ、腰、お尻、お腹は触られるのを嫌がるので避けること。
(中には腰をポンポン叩かれるのが好きなネコもいますが、大抵はあまり好みません)
やっぱり頭を撫でるのが一番オーソドックスで、万人ならぬ「万猫にうける撫で方」でしょうか^ ^
撫で続けていると、急に嫌がることもあります。
嫌がるそぶりを見せた時はすぐに撫でるのをやめてくださいね。
また、よくアニメなどでネコの喉の下を撫でてあやしているシーンをみかけますが、実際は違います。
よっぽど信頼関係が確立されているか、フレンドリーな一部のネコを別として、通常は急所である喉をなかなか触らせてはくれません。
(うちの飼いネコ2号は喉の下を撫でさせてくれるのですが、飼いネコ1号に同じことをするとガップリ噛まれます^ ^;)
喉を無理矢理触らないようにしてくださいね。
6.ネコマッサージを習得する!
背骨をまたぐように手を熊手形にし、毛並みに沿って撫で下ろす「ネコマッサージ」を喜ぶ猫は多いです。
両手で交互にやると特に効果的。
が、初夏と秋の抜け毛の季節にこれをやると、ごっそり毛がついてくるのでご注意ください。
可能であれば、手を少々の水で湿らせてからやると、抜け毛が舞わなくていいですよ。
(ただし、水気がなくなるまでしっかりとマッサージしてください。濡れたままだとネコの体に障ります)
その他、あそびたい盛りのネコには、ねこじゃらしなどのおもちゃで、思う存分遊ぶのもおすすめです!