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「ガスファンヒーターにしたいけど、エアコンより得になるのかな?」
という質問をよく耳にします。
私も同じように悩んでいました^ ^;
その結果、光熱費が実際にどう変化したかを比較してみました。
はじめに
当初は暖房にエアコンを使っていましたが、
→小さなセラミックファンヒーター(電気)で一冬を越す
→寒くて耐えられず、翌年はガスファンヒーターを購入
という経過で、現在に至ります。
ちなみに使用状況は、
- リビング(10畳程度)を暖める
- 一日の使用時間は、平均12時間
- ガスは、ガスコンロでの調理・給湯・追い炊き
に使用(都市ガス13A)
という感じです。
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エアコン暖房時の光熱費
一番寒い時期で見てみると、こんな感じでした。
1月 | 2月 | |
---|---|---|
ガス料金 | 6,493 | 7,873 |
使用量(立方メートル) | 55 | 51 |
電気料金 | 10,380 | 9,575 |
使用量(kW) | 464 | 428 |
料金合計 | 23,041 | 17,448 |
7年前に購入した機種だったので、少し高目です。
現在のエアコンは効率がいいので、この2~3割程度、コストがダウンします。
ですので、最新機種で計算してみると、13,000円程度ですんだということになります。
次に、600Wのセラミックファンヒーターで暖房した場合です。
セラミックファンヒーター暖房時の光熱費
1月 | 2月 | |
---|---|---|
ガス料金 | 9,538 | 10,300 |
使用量(立方メートル) | 57 | 63 |
電気料金 | 14,548 | 12,391 |
使用量(kW) | 603 | 519 |
料金合計 | 24,086 | 22,691 |
そこで、昨年を基準にして、計算し直してみると、1ヶ月の平均は、およそ21,500円!
エアコンより8,500円近く高いです!
にもかかわらず、寒くて寒くてたまりませんでした。
10畳のリビングを、セラミックファンヒーター一つで暖房するのは、やっぱり無理があります^ ^;
エアコンの効率の良さに、改めて気づいた冬でした。
次は、ガスファンヒーターの場合。
ガスファンヒーター暖房時の光熱費
1月 | 2月 | |
---|---|---|
ガス料金 | 13,038 | 13,443 |
使用量(立方メートル) | 83 | 86 |
電気料金 | 6,983 | 6,439 |
使用量(kW) | 307 | 287 |
料金合計 | 19,976 | 19,882 |
エアコンより値上がりしました!
エアコン使用時とガスファンヒーター使用時を比較してみると、電気・ガスとも基本料金自体がやや値上がりしているのですが、
仮に、エアコン使用時の単価で計算しても
電気代……6,868円
合 計 19,684円
ぐらい。
(基本料金・従量制料金があるので、あくまでも簡易的な比較になります)
ガスファンヒーターとエアコン暖房では、月々の料金の差は、当時でおよそ1,500円ほど。
最新の省エネエアコンでは、6,000円もの違いが出てきます。
比較すると、コスト的にはエアコンが優れている
(★……地域や外気温によって、多少違いが出てくるかと思います)
コスト面から言えば、エアコンの方が優れています。
ガスファンヒーターのように場所をとらないのもいいですよね。
にもかかわらず、我が家ではガスファンヒーターにして、よかったと思っています^ ^
というのも、ガスファンヒーターには、エアコンにはない、いいところがあるから。
なので、光熱費が高くなったとしても、ガスファンヒーターに満足しているというわけです。
まとめ
ただ、すぐに部屋が暖まらない、加湿器を一緒に使わないと、空気が乾燥する、というマイナス面も。
ガスファンヒーターは、暖まるのが早く、空気を乾燥させないので、加湿器はいりません。
しかし、エアコンより光熱費が高くなります。
「日中出かけていて、家には短時間しかいない」
「朝はすぐ部屋を暖めたい」
という場合には、ガスファンヒーターが適していると思います。
最も効率がいいのは、エアコンをメインに使う方法、
例えば、
- 立ち上がりには、すぐに暖かくなる暖房器具(ガスファンヒーターやストーブなど)を使う
- 温度が上がったらエアコン+加湿器に切り替える
という使い方をすること。
(もっとも、ものぐさな我が家では、ガスファンヒーターオンリーでいってしまっているわけですが^ ^;)
追記:ガスファンヒーターのメリット・デメリットについて、記事にしました。