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おかゆが苦手な人でも食べられるおかゆレシピ 病中・病後・胃腸が弱っているときに!

2017年9月5日

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病中・病後、胃腸が弱っているときに食べたいのは、やっぱりおかゆ

ただ、うちの夫も息子もあまりおかゆが好きではありません。

ノロウイルスに感染した時も「おかゆ以外がいい」というので、どうしようか悩みました。

食生活が欧米化しているのが原因なのか、周りで聞いても、おかゆを苦手とする人が増えているようです。

ともあれ、感染性胃腸炎の回復期や、暴飲暴食でお腹を壊したときなど、消化によく、弱った体をいたわってくれるのは、やっぱりおかゆが一番だと思うのです。

そこで、おかゆが苦手な人でも食べやすく、かつ、体をいたわるおかゆのレシピを考えてみました。

 

おかゆが苦手な原因

夫と息子におかゆのどこが苦手かを聞いてみると、

  1. 味がない
  2. 粘っこい
  3. 熱い
  4. べたべたする(←?)

とのことでした。

3番目の「熱い」などは、
「じゃあ、冷まして食べたらいいじゃない?」
と思ったのですが、冷ますと、2番目の「粘っこい」につながるとのこと。

(4番目の「べたべたする」は、よく物をこぼす息子オンリー。
「こぼした後を手で触るとべたつく」んだそうです^^;)

つまり、

  1. 味がついている
  2. さらっとしている
  3. 冷めてもさらっとしている

という、1~3までを解決するようなおかゆであればいいわけです。
(4番目の「べたべたする」は、ある程度仕方ないので横においときます^^;)

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ためしてガッテン流おかゆ

1~3を解決する方法として、NHKのTV番組「ためしてガッテン」で紹介されたおかゆ、名づけて「究極のおかゆ」!

究極のおかゆのレシピ

【材料(4~5人分)】
米1合
水1L
差し水100ml

  1. お米(生米)を洗って、ざるにあげて20分ぐらい置く。
  2. 分量の水をお鍋に入れて沸騰させる(お米はまだいれません)。
  3. 「沸騰したら」お米を入れて、優しく2~3回ほどかきまぜる → 火加減は強火で。
  4. 3分後、中火にする(吹きこぼれそうになっていたら、火加減を調節してもOKです)
  5. 鍋の中でお米の位置が均等でなければ混ぜる。
    ただし、粘りが出てしまうので、混ぜる回数は、2~3回まで。
  6. お米を入れて11分後(中火にしてから8分後)、差し湯100mlを入れる。
  7. お米を入れて15分後(中火にしてから12分後)、鍋肌にそうようにしゃもじでぐるっと優しくまぜて、火を消す。
  8. ふたをして、3~5分蒸らす。

できあがり!

半分量で作る場合は、早く煮詰まるので時間を控え目にしてみてくださいね。

番組では、これにだし+しょうゆ+片栗粉で「だしあん」を作ってかけていました。
(老舗料亭「瓢亭」のアレですね^^)

「究極のおかゆ」というだけあって、少し手間はかかりますが、お米がぷるんとしています。
冷めてもおいしいです^^


(画像はイメージです)

 

中華粥

その昔、卒業旅行で訪れた香港で食べた中華粥がおいしくておいしくて、何杯もおかわりをしたことを覚えています。

一さじ口に入れると、何とも言えない旨味がじわーっと口の中に広がるのがたまりません!
食欲がなくても、ペロリといけちゃいます!

中華粥は、究極のおかゆと同じように、生米で作ります。

旨味の素として、本場では干し貝柱や干しエビなどを使うのですが、手に入りにくい上に高価です。

そこで代用として、粉末の鶏がらスープや、創味シャンタン、味覇(ウェイパー)などの即席中華だしを使うとお手軽です。

 

我が家でよく作るのは、「ヤミーさんの3STEP CKOOKING」という本に載っていた「鶏肉のおだしで米から炊いた、簡単中華粥」

もともとこの本は、ヤミーさんが更新していたブログの料理をまとめたもの。
が、中華粥はこの本オリジナルのレシピだそうで、残念ながらネットでは公開されていません。

ヤミーさんのレシピですので、ここに分量を掲載することはできませんが、米、ネギ、ショウガ、鶏もも肉、塩、水を耐熱容器に入れて、電子レンジで加熱するだけ! という非常に簡単なありがたいおかゆです。

 

もも肉→手羽中に変えて、粉末の鶏がらスープを少し加え、レンジではなく鍋で作るのが、我が家流。
旨味が体中に広がるような気がする、大好きなおかゆです。

 

それ以外にも「中華粥」で検索すると、レシピがたくさん出てきます。

 

ちなみに裏ワザとして、一般的なおかゆに鶏がらスープの素を入れ、ミキサーにかけると、簡単に本格的な中華粥風になるとか。

ぜひ一度お試しください。

 

長芋ほくほくおかゆ

ほくほくした長芋がアクセントになって、普段おかゆが苦手な人も食べやすいおかゆです。

究極のおかゆの作り方でもいいですし、時間がないなら、炊いたご飯を入れる一般的なおかゆの作り方でも構いません。

おかゆを作るときに、一緒に1㎝角に切った長芋を入れるだけなので、とっても簡単。

 

長芋特有のえぐみをとるために、長芋を切った後、酢水につけてあくを抜くのがポイントです!
(酢水の分量は、水カップ1に対して、酢大さじ2ぐらい)

沸騰してから入れると出来上がったときにまだ固いので、水から入れるのがおすすめです。

 

長芋とろとろおかゆ

材料は同じですが、こちらは長芋をすりおろして入れたおかゆ

お米の分量を少なめにして、だし醤油で汁に味をつけます。
いわば、とろろ汁のおかゆ版

食欲がなくても、するっと喉を通りますよ♪

長芋には、ネバネバのもとであるムチンが含まれていて、胃粘膜を保護し、傷んだ胃壁を修復してくれます。

そのほかに、デオスコランという成分が血糖値の上昇を抑えてくれるという、うれしい効果も。

消化によく、内臓から元気にしてくれるありがたい食材です。
ぜひ活用しましょう。

粘っこさをとりのぞいちゃえ! のおかゆ

少々乱暴ではありますが、「粘っこさ」がいやなら、それをとりのぞいたらいいんじゃない? と考えたのが、こちらのおかゆ。

  1. 炊きあがった段階で、おたまで汁をすくいとり、捨てる
  2. 別に作っておいたあたたかいだし汁(またはお湯)を加える
  3. 混ぜる

だけ。

これでさらっとしたおかゆになります。

少し、栄養価は下がりますが、「粘りがいやなだけ」なら、これでいけるのではないかな、と^ ^

 

クリームおかゆ

不思議なことに、粒が細かくなっただけで、おかゆが苦手な人でも喉を通りやすくなります。

クリームおかゆは、それをもっと滑らかにしてポタージュスープのようにしたもの。

 

「おかゆを作ってミキサーにかけるだけ」と作り方はいたって簡単です。
(ただ、熱いので、ミキサーのフタを閉め忘れや、かけている間の飛び散りに注意してくださいね)

 

クリームおかゆは舌触りもよく、噛まなくてもお腹におさまります。
(消化にもいいです^ ^)

これに、しょうゆだしあんをかけるとおいしい!

洋風にコンソメで味つけをして、スープのように仕立てるのもおすすめです。

 

まとめ

おかゆの

  • 味がない
  • 熱い
  • 粘っこい

という部分を減らして、苦手な人でも食べられるおかゆにならないか、といろいろ考えてみました。

味がない
→だしや旨味を足す。中華粥風にする。しょうゆだしあんをかける

熱い・粘っこい
→冷めても粘りが出ないように作るか、逆にあえてクリーミーにする
など。

ほかにもたくさんの方法があると思います。

 

病気をした後の回復期に、おかゆはもってこいの食べ物。

消化に優れ、弱った胃腸を優しく癒してくれます。

苦手な人にも、ぜひおいしく食べてほしいと思います。

回復期の食事については、こちらの記事もあわせてどうぞ。
下痢・嘔吐時の食事はこれ! 胃腸にいい食事メニューをまとめてみました
おかゆが苦手な人が病気になったら食べるのはコレ!

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