- 材料に困らない(たいていの家にある)
- 手軽に作れる
- 消化にいい
と、いいことずくめのありがたい存在です。
でも、困ったことに、うちの子はおかゆが苦手!
ノロウイルスにかかったときも、食べなくて困りました。
(離乳食ではバクバク食べてたくせに)
聞いてみると、おかゆが嫌いな人は、結構多いよう。
この記事の目次
おかゆの代わりに食べるもの
チキンスープ
欧米、特にアメリカでは、病気の時には必ずと言っていいほど、チキンスープが出てくるそうです。
チキンと野菜を煮込んだ、旨味溢れるスープで、各家庭によっていろんなレシピがあります。
例えば、こんな感じ↓
アメリカでは風邪にはチキンスープとオレンジジュースが定番です。
各家庭にチキンスープのレシピがありますが材料は鶏だけ入っていればあとはなんでもよく、玉ねぎ、にんじん、セロリなどの野菜に加え、豆、米、麺、パスタが入ったりします。ハーティーなチキンスープ"より
チキンスープには炎症を抑え抵抗力を上げる効果があるそうです。是非骨付き肉で作ってみて下さい♪
少し具合がよくなると、スープに短いヌードルを入れて食べるそうです。
ちなみに、このチキンスープ。
おいしいだけでなく、
免疫システムを助けたり、炎症を抑えたりする効用
があることが検証されているそうです。
そのほかのスープ
ほかに、
- 缶詰のクリームコーンを牛乳でのばしたあっさりしたコーンスープ
- じゃがいもやかぼちゃのポタージュスープ
- 野菜スープ
- ポトフ
などもおすすめです。
おさまるまでは、量を控えめにしてみてください。
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うどん・ワンタン
やわらかく煮たうどんもよく食べられるもののひとつ。
その他に、うちの子供がうどんもうけつけなかったときは、ワンタンの皮だけをコンソメスープに入れて食べていました。
つるつるして喉越しがいいので、食べやすかったようです。
(のびるとどろっどろになってしまうので、食べる直前に作るのがおすすめ)
ただ、やわらかいとはいえ、小麦粉はお米よりは消化が落ちるので、少し胃腸が回復してから食べるのがいいでしょう。
茶碗蒸し
つるんと食べられる、体があったまる、胃にやさしい、と、いいとこづくめな茶碗蒸し。
私も、体が弱っているときには無性に食べたくなります。
手間がかかると思いがちな茶碗蒸しですが、だしさえ作れば、レンジでも簡単にできます。
↓我が家の「お母さんの茶碗蒸し」のレシピはこちら。
感染性胃腸炎などでお腹を壊しているときは、もう少し胃腸が元気になるまで、鶏肉は除くのがおすすめです。
りんご・バナナ・いちご・もも(缶詰)
食欲がないときでも食べやすい果物です。
特にりんごのすりおろしや、ももの缶詰などは、病気のときの定番中の定番。
バナナやいちごも喉を通りやすく、栄養的にも優れています。
ただ、胃腸が極端に弱っているときは、生の果物に含まれている酵素が刺激になる可能性もあります。
病後すぐは、缶詰などすでに熱を加えられている(酵素が働かなくなっている)ものからはじめてみてくだださいね。
ゼリー飲料
コンビニでも買えるゼリー飲料。
手に入りやすく、飲みやすい上に、栄養素も摂取できるのが嬉しいところ。
もちろん、冷蔵庫で冷やした方がおいしいのですが、胃腸が本調子でないときは常温が原則です。
(おいしさが半減しますが、そこは我慢で……^ ^;)
ポカリやアクエリアスなどのイオン飲料で、ゼリー飲料を手作りするというアイデアも。
好みのジュースで作ってもいいですね。
プリン・ヨーグルト
つるんとしたプリンやヨーグルトも候補によく上がります。
その他にも、茶碗蒸し(具は除く)もおすすめ。
うちでは、ヨーグルトゼリーをよく作ります。
最後に
下痢・嘔吐や風邪などで何も食べられない状態から脱し、本格的な食事に戻る前に何を食べるかは重要なポイントです。
ここで無理をすると、回復が遅れてしまいます。
ただ、体を労わることも大事ですが、欲しくないものを無理矢理食べさせるのも好ましくありません。
今回は、
「おかゆが苦手な人が代わりに食べられそうなもの」
についてまとめてみましたが、一番大事なのは本人が喜ぶものを食べることです。
できるだけ本人の希望に沿ったもの、かつ、できるだけ体に優しいものを選んでみてくださいね。