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この本を手に取ったときの私は、本当に藁をもすがる思いでした。
最初にブログをたちあげてから、もう7年になります。
記事を書くのがとにかく遅い私は、週に1~2回更新するのがやっとというありさま^^;
それでも細々と、途切れずに続けてきました。
そんな中、2018年のGoogle検索アルゴリズム変更で、当ブログのアクセスもどんどん減少していきました。
なんとか元に戻らないかと、健康に関する記事を削ってみたり、記事を更新してみたりしてみましたが、アクセスはじわじわと減るばかり。
今では、とうとうPVが2桁になってしまいました。
できはよくなくても、コツコツと記事を更新してきた思い入れのあるブログです。
種から育ててきた樹が花をつけて、実がなったようで、毎日幸せな気分で見ていたのが、今は枯れそうになっている。
見るのがつらくて、しばらくは、記事を更新する気になれませんでした。
が、そのうちに「このままではいけない」と同じような状況にある方のTwitterや記事を読みあさりました。
そこで、
- 「長くサイトやブログをやっている方の多くが経験している」こと。
- 「またはじめるしか、できることはない」こと。
を知りました。
歩かないと先には進めないのだと思いました。
では、どうしよう???
更新しても検索されないサイトを作っても意味がありません。
新しいサイトの作成テーマで悩んでいたときに、のんくらさんのTwitterで「Google AdSense マネタイズの教科書」が発売されると知り、早速予約しました。
届くまではワクワクして、届いてからはドキドキしながら読みました。
「歳月を経ても変わらない大木のようなサイト」を作るための必要な知識と方法が惜しげもなく載っていました。
この本が目指しているのはこんなサイト
この本で紹介されているのは、以下のようなサイトの作り方。
- 人の役に立つサイト
- 何度も訪問されるサイト
- 10年先でも検索されるサイト
言わば「ガイドブック」のようなサイトであり、googleが最近特に重視している「専門的(オーソリティー)な」サイトの作り方です。
そして、トレンドサイトのように頻繁に更新しなくていい、私のように時間がない人間にとってはありがたいサイトでもあります。
- そのために必要なサイトの構成方法
- テーマの選定の考え方
については、本の中で紹介されています。
ただ、いくらくわしく紹介されていても、その先は、自分で考えて行動していかなければいけません。
そこからは、個人の頑張り次第。
ということで、私は「ああでもない、こうでもない」とテーマ選定と内容について唸っていますが、進む道が見えているので、あまり苦になりません。
(悩んではいますが……^^;)
こんな方におすすめ
私のように、
- 頻繁に更新しなければならないサイトにちょっと疲れた
- 将来にわたって資産となるサイトを作りたい
- 労力を無駄なく使いたい
という方におすすめです。
特に、更新ありきのAdsenseサイトに比べると、同じ時間とパワーを次々に資産となるサイト作りに回せるというのが嬉しいです。
アルゴリズムに翻弄された今回の経験からも、
- いくつかサイトを作って、リスクを分散しておく
- 長く検索されるサイトを作る
必要性を痛感しました。
10年後も稼ぎ続けるサイトを作りたいと思うなら、絶対買って損はありません。
最後に
読み終わって感じたのは、「頑張ろうとしている人たちを応援する思い」が、この本にはいっぱい詰まっているということでした。
「目頭が熱くなった」と、Amazonのカスタマーレビューに書いている方もいらっしゃいましたが、私もAdSenseの本でこんなに感動したのははじめてのことでした。
著者の皆様(のんくら(早川 修)さん、a-kiさん、石田 健介さん、染谷 昌利さん)には感謝してもしきれません。
本当にありがとうございます。