広告 子育て 怒りのコントロール

怒らない子育てをするための5つのノウハウ

2018年2月24日

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子どもが生まれてから早6年。

つくづく、子どもを育てるのは大変だな、と思います。

その昔、母に口ごたえをして
「誰も産んでくれなんて言ってないもん!」
などと叫んだことを思い出します。

そのとき母は、言い返すかと思いきや、口をつぐんだあと、
「あんたも親になったらわかるわ」
と言いました。

 

今となっては、その言葉も、そう言った気持ちもよーくわかります。

 

子どもが大事です。とっても。

なのに、ついつい怒って、感情のままに怒鳴ってしまう。

 

でも、本当は怒りたいわけじゃないですよね?

今回は、怒らない子育てを実践すべく、努力してきた経験から、共有したいことをまとめました。

怒ると子どもには負のイメージだけが植えつけられる

「うちの子は落ち着きがない!」
と言う方の子どもさんを見ていると「その子がする行動」について、ひっきりなしに怒っていることがよくあります。

うちもそうでした^ ^;

 

お店の中で走ったら怒り、商品に手を触れたら怒り、さっき言ったばっかりなのに、また走った、というので怒り……

怒らない子育てを学んだときに、

  • やったことでは怒らない
  • できている時に褒める

ということを教わりました。

例を挙げると、
お店の中で走った

× 「走っちゃダメでしょ! どうして言うことがきけないの! 何回言ったらわかるの!」

○「危ないから、お店の中では歩こうね」
(歩いている時に)
「ちゃんと歩けてるね」

注意するときには、

  • 否定形でなく、肯定的な表現を使う
  • 短く伝える
  • 穏やかに伝える

のがポイントです。

怒鳴ったり、頭ごなしに怒ったりすると、子どもには負のイメージが植えつけられます。

 

残念なことに、親が伝えたいことはまったく頭に入りません。

ただただ恐怖感と、大好きなお母さん、お父さんから否定された悲しさだけが子どもの心に残ります。

それは、子どもにとって、とてもつらいことです。

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叱るときは一期一会だと思うといい

子どもに対する怒りポイントに、
「何回同じことを言わせるの!」
というのがあります。

 

何回言っても直らない。
ひどい時には、怒った直後に同じことをしている……!

↑ これ、特に男の子に多いですよね(笑)

 

砂漠に水をまいて海にするような、無駄な努力を強いられているようで、本当にイラっときますね。

 

私もよくそれでイライラしていましたが、
「これがはじめてなんだ! はじめてだと思おう」
と考えるようになってから、かなり気が楽になりました!

言うことは一緒なので、イライラしない方が自分の健康にもいいですね。

参考怒りは人生を破壊する! アンガーログで怒りをコントロールする

 

何回言っても直らないこともありますが、できるだけ長~い目で見ています。

例えば、うちの子はいつも汚れた手を服で拭きます。

 

毎回注意するのですが、注意したすぐ後に、ブドウの汁をTシャツで拭かれたときには、すっごく腹が立ちました!
(洗濯しても落ちない……!)

でも、怒って言っても、怒らずに言っても結果は同じ。

変わらないので、自分のために「怒らない方を選択する」ことにしました。

勝率は8割ぐらいですが、かなり有効です^ ^

それでもやっぱり怒鳴ってしまったら……

それでもやっぱり怒ってしまったら。

怒ってしまった自分を優しく肯定し、受け入れてあげてください。

これは、怒る、怒鳴るといった行為を正当化するのではなく、怒った自分をありのままに受けとめるということ。

自分を責めても、それは「子どもの行動を否定した」のと同じことを自分にしているだけ。

失敗して水をこぼしてしまった子どもにやさしく対応するように、自分にも共感し、ありのままの自分を許してあげてください。

例えば、こんな感じ↓

また怒ってしまった。
悲しいし、自分を責めている。
できない自分に腹が立ってもいる。
でも、怒ってもいい。
そのままでいい。
また、ここからはじめればいい。

そして、子どもに「ごめん」と謝ってみてください。

そうしているうちに、ふと気がつくと、前より怒らなくなっているな、と感じる時が来るはずです。

それは、自分の中の「傷ついた子ども」が癒されたサインでもあります。

 

カッとなりやすい人は、自分の中に傷を多く持つ人です。

怒りは、自分が攻撃されることに対する防衛反応です。

傷つけられた(と感じた)ものに対して、攻撃することで自分を守ろうとするのです。

 

特に子どもに対して怒りが出やすいのは、「子どもは自分の意のままになるものだ」という思いがあるのと、自分が子どもの頃に親に押さえつけられた分を、自分の子どもに甘えて八つ当たりをしているのだ、と言われています。

子どもが自分の言うことを聞かないと、怒鳴ってしまいやすいのは、この二つが同時に出ているのですね。

これを解消するには、まず自分を癒すことです。

それにはいろんな方法がありますが、私は上に書いた「怒ってしまった自分をありのままに受け入れて、子どもに素直に謝る」のが効きました!

 

自分が自分の最大のサポーターになるのです。

そうすることで、私は、自分を責めて落ち込んでいた時に比べると、何倍も多く怒らないでいられるようになりました。

 

まとめ

少し長くなってしまったので、まとめると、

【ポイント1】

  • 子どものやったことを怒らない
  • できている時に褒める

【ポイント2】
注意するときには

  • 否定形でなく、肯定的な表現を使う
  • 短く伝える
  • 穏やかに伝える

【ポイント4】

  • 叱るときは「これがはじめて」と思うと気が楽

【ポイント5】

  • 怒った自分を責めない
  • 自分をありのままに受け入れる
  • 自分が自分の最大のサポーターになる

ということです。

一度、おためしください^^

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