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長年お仕事をしてきていますが、最近、ビジネスメールやマナーについて、「あれ?」と思うことが立て続けにありました。
ケース1 「了解しました!」
相手は、取引をしている営業の男性。
(こちらが客にあたります)
先方に作業を依頼したメールの返信がこちら。
了解しました!
一文のみ。
……えーっと。
お忙しいのかもしれませんが、もう少し書きようがあるような。
お友だちじゃないし……
ケース2 「確認願います」
同じく、取引をしている営業男性。
こちらが確認を依頼されたメールで、
上記の件、確認願います。
期限:○月○日
(よろしくお願いいたします。とかもなく……)
もちろん、お仕事なのでやりますが、何だか命令されているような。
つっけんどんで冷たい感じもしますね^ ^;
ケース3 「はい」
今度は、別の会社の営業男性。
お願いしていたことに対して。
こちらが
「ありがとうございました」
と言ったら、
「はい」
とだけ。
……あれ?
顧客が「ありがとうございました」と言ったら、「いえいえ」とかでは……???
「ありがとう」
「はい」
でいいの???
ちなみに、このやり取りは、ケース2の営業男性も同じです。
「私の考え方が古いのかな?」とも思ったのですが、「あの人に頼むと安心!」と評判の営業の方は、そのあたりはちゃんとわきまえておられる。
うーーん。
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ケース4 「梨のつぶて」
大事な書類やメールを送ったのに、何の連絡もないケース。
こちらとしては、
「到着しました」
「確かに受け取りました」
など、受領を知らせるメールなり、電話なりを期待しているのですが何もない。
2日ほどして、気になって連絡してみると、
「あ、届いています」
と、あっけらかんと言われて、ちょっと脱力しました。
意外に20代の方がきっちりしている
20代の方とやり取りをすることもよくありますが、意外にも彼・彼女たちの方が、そのあたりのマナーはしっかりしています。
まだマナーを学んで間がないからなのか、それとも年代に関係なく、個人差の問題なのか……
そのあたりは謎ですが、少なくともケース1~4のようなことは、「?」と思う人がいる以上、やめておいた方が無難です。
「やってはいけない!」 失礼なビジネスメール
やってはいけないビジネスメールは以下の通り。
- 社名・名前を間違う
- 連絡先・部署名など、送った側の署名がない
- 「いつもお世話になっております」「よろしくお願いいたします」などの挨拶がない
- 「~してください」と自分の要求だけを書く
ちなみに、ケース1の「了解しました」は、敬語的には問題がないものの、顧客や目上の立場の人には使わない方がいい言葉です。
了解のかわりに
- かしこまりました
- 承知いたしました
を使います。
最近は、何でもLINEやインスタグラムのやり取りで、短文ですませる癖がついている人も多いそうです。
「了解しました!」
とかは、まさにそれですね。
仲間内ならそれで構いませんが、やはりビジネスの場では、最低限のビジネスマナーが求められます。
特にメールでは、顔が見えないだけに文面で印象が左右されます。
簡単なことですが、ビジネス上での評価に関わってきますので、しっかりポイントをおさえてメールを送るのがいいですね^ ^